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【右脳速読法「瞬読」体験談No.49-2】東京都 土橋一拓さん(保険営業 40代)

土橋一拓さん(保険営業 40代)


前回に引き続き、中小企業診断士に合格された東京都✨土橋一拓さん(保険営業 40代)✨の合格体験記、その2です。

中小企業診断士に必要な知識や能力を学ぶ上で、瞬読をどう活用し、どう役立ったのか…どうぞお読みください。

 

瞬読を活用した中小企業診断士合格体験記②


前回は、他の士業と「中小企業診断士」の性質をそれぞれ野球のピッチャーと監督に例えて求められるものの違いを説明させて頂きました。

他の士業はピッチャーの様にスペシャリストとして高い能力が求められるのに対し、「中小企業診断士」は監督の様にゼネラリストとして全体を最適化することが求められます。

そして企業・組織を全体最適化を目指す診断士に求められるものが

①経営に関する幅広い知識

②論理的思考能力

③コミュニケーション力(試験では文章力)

であり試験でもこの点が問われます。

 

今日は「中小企業診断士」に求められる上記の3つの要素を学ぶうえで瞬読をどう活用し役に立ったかを具体例を交えながらご紹介していきたいと思います。

 

①経営に関する幅広い知識


ゼネラリストを目指す「中小企業診断士」はスペシャリストほど専門的ではないにしても「経営に関する幅広い知識」が求められ為その試験科目も多岐に渡ります。

1次試験は「経済学・経済政策」、「財務・会計」、「企業経営理論」、「運営管理」、「経営法務」、「経営情報システム」、「中小企業経営・政策」の7科目で構成され、参考書と問題集を合わせるとそれぞれ3〜400ページととってもボリューミーです。

 

1次試験対策の瞬読活用事例

これだけのボリュームの内容を7科目も覚えないといけませんので「長期的な計画を立ててしっかり対策をしていきました!!」

なんてカッコいい事を言えれば良かったのですが…

実は昨年色々ありまして「中小企業診断士」の勉強をスタートできたのは試験の1ヶ月前でした(汗)

過去勉強してきたとはいえ3年連続で落ちたレベルですし教科書を開くのが約1年ぶりなうえ試験まで1ヶ月しか無いという

例えるなら受験に落ちて浪人したけどセンター試験の1ヶ月前まで全く勉強していなかったくらい絶望的な状況でした汗

そんな絶望下で私がすがったのが神様でも仏様でもなく『瞬読』様です。

具体的には朝と昼にB/Sを1分ずつ行い、空いてる時間で「参考書を瞬読→問題集を解く」というサイクルを繰り返すことを1ヶ月間続けただけなのですが、

この際に意識したことは

参考書は「1ページ1秒でテンポ良く」

問題集は「理解度で仕分けする」

ということです。

 

・1ページ1秒でテンポ良く

瞬読に慣れた方であれば1ページ1秒は朝飯前かもしれませんが、まだそこ迄慣れていない方がいらっしゃれば瞬読をする際「理解しようとしない」

ことを意識してみては如何でしょうか?(なんか一休さんのとんちみたいですね)

「理解しようとしない」というのは、逆に人は理解しようとするとどうしても文字や言葉(部分)に集中してしまって左脳優位になるので、

いっそのこと「理解しようとしない」と割り切ってリラックスしてテンポ良くページを広範囲(全体)に眺めることで右脳が働き本の内容をありのまま受けとれやすくなるのではということです。

私の場合同じページに時間をかけ過ぎると文字や図表(部分)に意識がいって左脳がでしゃばってくるので、

リラックスし右脳パッカーン状態でページ全体を広範囲に眺められる様「1ページ1秒でテンポ良く」というルーティーンを作って参考書を瞬読しました。

 

・理解度で仕分けする

とはいえ1ページ1秒でただ眺めるだけでは理解もしないし覚えることもできないという方もいらっしゃるかと思います。

いやいや、実はその通りなんです!!

理解したかどうか、覚えているかどうかは正直瞬読し終えた段階ではわからなくて当然です。

だからこそしっかりと確認するためにも私は次のステップを活用しました。

それは参考書を瞬読後、直ぐにその範囲の問題集を解いて「理解度別に仕分けする」ということです。

もう少し具体的説明しますと問題集を解いて問題ごとに

○・・・しっかり理解している

△・・・ある程度理解しているが多少不安あり

×・・・理解できていない

と3段階の理解度に仕分けをしました。

実はこれは多くの方が瞬読をした後に行なっている、内容をノートに書き出す作業と構造は同じだと思います。

内容を理解したところはノートに書け質も高く量も増えるでしょうし、曖昧なところはあまり書けないと思います。ましてや全く理解していないところは書きようもありません。

瞬読での理解度はノートに書く内容の量や質に表れますし、問題集を解いて仕分けすることでも表すことができるということです。

理解度がわかれば今後理解を深めたい箇所がわかるので優先順位が決められます。

いろいろな優先順位があるかと思いますが試験対策として私は

△→○(曖昧な理解の部分を重点的に繰り返し理解を深めること)

に最も注力しました。

最終的に参考書を瞬読し問題集を解くというサイクルは1ヶ月で7科目を4回転することができ、ほぼ△を○に変えることができました。

 

・瞬読は記憶力をアップさせるのか

これまで「経営に関する幅広い知識」を得る為に瞬読をどの様に活用したかを解説してきましたが別の資格試験や受験勉強などにも応用できるかどうかという汎用性が高くなければただの自己満でしかありません。

更には「瞬読は記憶力はアップさせるのか」について突っ込んでいきたいと思います。

先ず、今回の参考書を瞬読し問題集を理解度で仕分けし優先順位をつけて繰り返すというサイクルを通じた体感としては

「瞬読だけしていても記憶力アップの効果は薄い」

でも

「瞬読は記憶力をアップさせる効果はある」

ということです。

またまた一休さんのとんちの様ですが、

ただ単に参考書だけ瞬読しただけで試験に合格するほどの知識が得られたかと言うと恐らくそんなことはないと私は思います。

参考書を解いて理解が曖昧な部分を繰り返したからこそ記憶が定着した訳で、インプットとアウトプットの繰り返しこそが記憶力アップのカギなのだと体感しました。

何のエビデンスもなくあくまで個人の勝手な意見を言わせていただければ

身体に入ってきた情報が

左脳と右脳

部分と全体

意識と無意識

を行ったり来たりする度に情報が知識にブラッシュアップされていくのではないかと思います。

ですので

(アウトプットを伴わず)

「瞬読だけしていても記憶力アップの効果は薄い」

でも

 

(アウトプットを伴う事でインプットとアウトプットの高速回転を可能にし)

「瞬読は記憶力をアップさせる効果はある」

と言えると思います。

 

続いて②論理的思考能力は、また次回書かせていただきますね。

→瞬読を活用した中小企業診断士合格体験記③

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