『ミラーニューロン』という現象をご存じですか?
ミラーニューロンとは、
《ニューロン》…情報処理や伝播能力に関係する脳内にある神経細胞のこと
が自分が何かをした場合だけでなく、他者がなにかをした場合でも同じように反応することです。
サルが食事をとる瞬間のニューロンと、
人間が食事をとるのを見ていた時のニューロンは、
ほぼ同じニューロンが見られることから発見されました。
つまり、私たちは、目の前で起こった他者の現象や、人から聞いた話であっても、実は《自分自身の体験》として感じることが可能なのです。
そして、このミラーニューロンを通して私たちは、相手の感情に寄り添う、共感する、つまりはコミュニケーションを深めることができるのです。
このミラーニューロンの働きを高めていくことで他者との関係を円滑に進めることが可能となるのですが、どうやらこのミラーニューロンは、本を読むことで養われていくのだそうです!
本を読んでいるうちに、様々な物語を通して私たちのミラーニューロンは最大限働くのですね。
さらに!
このミラーニューロンというものを通して、つまりは、本を読んでいるうちに、私たちの脳には実体験をしたかのような刺激が入っているとうことです。
これってもの凄いことだと思いませんか?
本を読むということは、知識が得られるだけでなく、私たちの脳には《経験》として蓄積されていくんですね。
多くの本を読むことで、私たちの人生はより深まります。
ぜひ、一冊でも多くの本と出会い、本がもたらす恩恵をたくさん受けられますように♪