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【右脳速読法「瞬読」体験談No.49-5】東京都 土橋一拓さん(保険営業 40代)

土橋一拓さん(保険営業 40代)


数回にわたってお伝えしてきた、中小企業診断士に合格された東京都✨ 土橋一拓さん(保険営業 40代)✨の合格体験記、いよいよ今回が最終回となります。

2次試験について詳しく書いてくださっています。どうぞお読みください。


瞬読を活用した中小企業診断士合格体験記⑤


・診断士2次試験の概要

前回も書いたように2次試験は論理的思考能力とコミュニケーション力(文章を書く力)が求められます。

具体的な試験の内容は

「人事・組織論」

「運営管理」

「マーケティング」

「財務・会計」

の4科目(1科目80分)で、

それぞれ2-3000字程の与件文(架空の企業の現状)を読んで与えられた4つ、5つ程の問題文(その企業の強み・弱み、課題や解決策は何か?など)に大体100文字から200文字位で答えるという論述問題です。

 

・瞬読の具体的な活用例

2次試験はコミュニケーション力(試験では文章を書く力)が求められるので私が実践したのは

「10分100文字アウトプット」

「写経」

行いました。

それぞれを詳しく解説していきます。

 

・「10分100文字アウトプット」

これは試験の与件文の量や問題の回答文字数と試験時間を勘案し自分なりのペース配分を作りつつ限られた文字数の中で問題の「なぜ?」に論理的に答えられるようになるためのトレーニングで、

具体的にはビジネス書などを3分瞬読し、7分で内容をまとめ100文字以内(95文字から100文字が望ましい)で書き出すという方法です。

このトレーニングを通じて感じたことは、

「制限があるからこそ取捨選択ができアウトプットが洗練される」

ということです。

思考の流れとしては瞬読で全体像を掴む→その中で大事な部分に注目する→100文字という全体の中に大事な部分を論理的にどう組み込んでいくか試行錯誤する

というように全体と部分、右脳と左脳を情報が目紛しく行き来するなかで更に時間も制限されるわけですからそれを高速回転でしなければならないという脳から火花が出そうになりました。

肉体的にも精神的にもしんどいトレーニングでしたがこれを2ヶ月続けたおかげでコミュニケーション力(文章を書く力)は格段に上がったと思います。

 

・「写経」

これは本当にお経を書き写すのではなく問題集の模範回答を無心で書き写すトレーニングです。

4科目目の「財務・会計」の試験だけは文章を書くのではなく計算問題がメインだったので計算式と答えを数字で書くことが求められました。

実はこの科目が1番苦手で、2次試験の前に受けた2つの模試はそれぞれ20点台と30点台でした汗(100点中60点以上が合格)

資格の学校に通ってもいなかったので誰に相談することもなく何をどうやれば良いか思いあぐねたなかで行き着いた答えがなぜか

「写経」(過去問などの模範解答をひたすら書き写す)だったのです。

おそらくですが私が試験で点数が取れなかったのは圧倒的に経験値が足りなかったからで、その経験値を無意識に蓄える為に模範解答を書き写させたのではないかと今になって思います。

これは直接瞬読を活用したトレーニングではありませんが情報をダイレクトに無意識に届けるという瞬読の本質を活用したトレーニングなのだと勝手に解釈しました。

「写経」の効果のお陰か2次試験本番でこの「財務・会計」を受けている最中、問題が解けてるのか解けていないのかよくわからないまま手だけは動いていたという記憶だけあります…

 

・2次試験後

10月の試験が終わって約2ヶ月後自宅に書留の郵便が送られてきました。

送先は「中小企業診断士協会」

なかを開けてびっくり玉手箱!

2次試験に合格して次の面接試験の案内状が入っていました。

実は私は4科目目が解けたという認識が無かったのでぶっちゃけ落ちたと思って自己採点もしなければ、合格発表の日にちも忘れてしまっていたくらいです。

ちなみに後日2次試験の点数を確認したところ4科目目が1番点数が良かったというキツネに摘まれた様な感覚に陥りました。

その後、面接試験を経て中小企業診断士の試験に合格し

6人1グループで企業訪問をし経営改善の提案書をプレゼンする実務補修を3社終えたことで晴れて「中小企業診断士」として国からの認定がおりました。

その面接試験や実務補修でも瞬読はおおいに役立ってくれましたが、その体験談はまたいつか機会があればご紹介します。

 

以上で私の「瞬読を活用した中小企業診断士合格体験記」は終わりとなります。

最初に想定していたよりも何倍も長くなってしまいましたが、瞬読を学び始めた当初の目的のひとつを達成した区切りとして形に残させていただきました。

個人的な主観と体験がほとんどでしたのであまり再現性も見込めず、どこまでお役に立てたか未知数ではありあますが最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。

 

最後に、瞬読に出会ったことで人生がより豊かになりました。

山中代表をはじめ協会の皆様方、グループの皆様本当に感謝感謝です!!

 


5回に渡ってお伝えした土橋さんの中小企業診断士合格体験記、いかがでしたでしょうか。

「試験の勉強や、実際に企業に訪問して改善提案書を作成する実務研修などの場面でも瞬読は期待通り、いや期待以上に役に立ってくれました」とおっしゃる土橋さん。

瞬読受講生コミュニティは、皆さんがこういった有益な情報を惜しげもなくシェアしてくださるステキな場所なんですよ。

皆さまも瞬読コミュニティの仲間になってみませんか?



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