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40代になっても勉強内容をしっかり頭に入れる方法とは?

40代になっても勉強内容をしっかり頭に入れる方法とは?

記事の監修

株式会社瞬読 代表取締役山中恵美子

大学卒業後、関西テレビ放送株式会社に勤務。2009年学習塾を開講し3万人の生徒が卒業。
学習効果を上げる方法として速読を取り入れる。これが後の「瞬読」となり生徒が次々と難関校に合格。
2018年瞬読のみの講座が開講し、現在受講生は2,600名を超える。
著書『瞬読』は10万部超えのベストセラーに。その他、TV・ラジオなどメディアにも多数登場し、全国に瞬読を広めている。

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「40代になってから、資格や新しい仕事の知識を勉強しても、なかなか頭に入らない」といった悩み(ボヤキ)をよく耳にします。

たしかに、40代は仕事も家庭も忙しく、勉強時間が十分に確保できないかもしれません。加齢による記憶力の衰えを理由に挙げる人も多いでしょう。

しかし、最難関といわれる司法試験でも、毎年60代の人が合格しています。こういった人とあなたはいったいなにが違うのでしょうか。

今回は、勉強がイマイチ頭に入らないとお悩み中の40代に向けて、40代以降が取り入れるべき勉強法についてわかりやすく解説していきます。勉強の効率を上げていきたい方は、ぜひ最後までお読みください。

40代が勉強で「頭に入らない」と感じる理由

40代が勉強で「頭に入らない」と感じる理由

忙しい40代が勉強しようと思うと、どうしてもいろいろな障害が発生するものです。勉強法の説明の前に、まずは40代が勉強で「頭に入らない」と感じる理由をきちんと確認しておきましょう。

加齢により新しい情報の処理に時間がかかる

40代の勉強が頭に入らない理由として、もっとも多いのは間違いなく「加齢による記憶力の低下」でしょう。まるで決まり文句のように、「いやー、年だから記憶力が悪くて……」というフレーズが使われています。

たしかに年齢を重ねると、脳の神経細胞の働きや、情報をつなげるシナプスの活動は少しずつ低下する傾向が強いです。その結果、新しい情報を理解して記憶するスピードが遅くなることは、十分にあり得ます。

しかし、中高年には、これまでの経験や知識の蓄積があります。そのため、過去の知識をベースとして、ゼロから学ぶよりも効率よく勉強できる側面だってあるのです。もちろん、そういった過去の知識があるために、考え過ぎてしまい、勉強がはかどらなくなることはあるかもしれません。

いずれにせよ、こういった問題は、40代に適した学習法を学ぶことで、ほとんど解決できます。具体的な方法については、のちほど紹介します。

◆加齢による記憶力の低下については、コチラの記事でお読みいただけます

仕事や家庭の忙しさで勉強に集中できない

40代になると仕事や家庭の責任が増え、自由に使える時間が限られるため、勉強に集中するのがむずかしくなるのはごく自然なことです。

40代の管理職ともなれば、突発的なトラブルのフォローや、部下の管理もしなければなりません。家庭では家事や育児以外に、親の介護がはじまる人もいらっしゃるでしょう。

こういった現状に追われていると、心も体も疲れてしまい、気づけば勉強する時間は後回しになりがちです。難関資格の勉強ともなれば、毎日少なくとも2〜3時間は確保しなければなりません。そう考えると、思わず弱音を吐きたくなる気持ちも、本当によくわかります。

しかし、限られた時間でも、集中して勉強する方法はあります。アウトプット型学習やスキマ時間の活用など、忙しい人向けのアイデアも、のちほど紹介しますので安心してください。

若い頃と同じ勉強法が通用しない

40代でも問題なく勉強できるとは言ったものの、学生時代のような勉強方法のまま勉強に臨むと、思ったような成果は出せない可能性が高いです。年齢を重ねて記憶力や体力が落ちているのは事実ですから、40代なりの勉強法にシフトしていく必要があります。

学生時代には、長時間一気に知識を詰め込んでも、割と平気でした。しかし、40代で同じことをしても、集中力が続かずに、かえって学習効率を落とすだけです。ましてや、一夜漬けで無理やり覚えようとするなど、無茶にもほどがあります。

オススメは、「ポモドーロテクニック」という時間管理法です。学習時間25分間と5分間の休憩をワンセットで進めていくので、脳が疲れる前に勉強が終わります。

休憩でリフレッシュしたら、また25分間だけ勉強に集中するというのをひたすら繰り返すと、大きな負担なく、結果的に長時間勉強に集中できるわけです。

◆集中力アップの方法については、コチラの記事でお読みいただけます

40代が取り入れるべき効果的な勉強法

40代が取り入れるべき効果的な勉強法

ここまで何回かお伝えしたように、40代には40代に適した勉強のやり方があります。今回は、オススメの勉強法を4つご紹介します。

◆学習タイプ別暗記法については、コチラの記事でお読みいただけます

インプットよりアウトプット重視

インプットよりもアウトプットを重視した方が、圧倒的に学習効率はアップします。多くの人は、勉強というと「テキストを読む」「講義を聴く」といったインプット作業に集中しがちです。

しかし、ただ知識を詰め込むだけだと、短期記憶から長期記憶への移行がスムーズにいかず、すぐに忘れてしまいます。せっかく覚えたのに、これではあまりにももったいないですよね。

もちろん、勉強の初期段階では、インプット中心になるのは当然でしょう。でも、インプットをしたら、できるだけ早くアウトプットもおこなうべきです。

アウトプットとは、学んだ知識を自分の言葉で説明したり、問題を解いたりして実践的に使う行為を指します。資格の勉強なら、単元ごとに過去問の勉強を挟み込んでください。

よく、「過去問はインプットを完璧にしてから」という人がいます。しかし、はっきり言ってこの考え方は間違いです。早い段階で過去問を解いて、覚えた知識が実際にどのような形式で使われるのか、実践的な知識として落とし込む必要があります。

40代になったら、「インプット→アウトプット」をワンセットにした勉強法が基本ですよ!

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自己テストであやふやなポイントを払拭

先ほどは、アウトプットとして過去問の説明をしました。ここでは、もうひとつオススメのアウトプット法である「自己テスト」を紹介します。

自己テストとは、学んだ内容を自分で問題として出題し、それに答える作業のこと。多くの人は「理解したつもり」で勉強を終えてしまいがちです。でも、実際にテスト形式で問いかけてみると、あやふやな部分が浮き彫りになります。

やってみるとわかりますが、数十秒前に読んだ内容が、ビックリするほど口から出てきません。おそらく、「あれっ!さっき覚えたばかりなのに……」とショックを受けるでしょう。それくらい、単なるインプットで得た情報は脆いものなのです。

ところが、問題に答える方式で復習をすると、記憶の引き出しから答えを導き出そうと脳が一生懸命働き出します。「あー、そうそう、それは◯◯だ!」という発見(思い出す行為)が、記憶の定着を高めてくれるわけです。

あとは、間違えた箇所や答えるまでに時間がかかった箇所をノートにまとめておけばOK。こういったまとめノートは、試験間近の追い込みの時期に、非常に役立ってくれます。

自己テストを取り入れて、あやふやな知識、苦手な知識を徹底的に克服していきましょう。

違う分野の学習を適度にはさみ飽きを防止

勉強を続けていると、同じ分野に集中し過ぎて飽きてしまうことが、よくあります。40代は10代と比べて疲れやストレスが溜まりやすいため、一つのテーマに長時間取り組むとどうしても効率が落ちてしまいがちです。

そんなときは、違う分野の学習を適度に挟み込んで、飽きや集中力の低下を防ぎましょう。

たとえば、仕事に関連する資格の勉強をしているなら、リフレッシュを兼ねて趣味に関する本を読むなど、まったく異なる分野の学習を取り入れてみるのです。違う種類の情報を取り込むと脳がリセットされ、元の勉強に戻ったときに、また新鮮な気持ちで勉強に取り組めます。

とはいえ、せっかく勉強しているのに、趣味の本は嫌だなと感じる人もいるかもしれません。その場合は、それまでとは違う科目の勉強に手をつけるのがオススメです。

たとえば、社会保険労務士の資格勉強をしている場合、労働基準法を1時間やったら、次に健康保険法を1時間やるといった具合に、科目を変えるだけで気分は大きくリセットされます。

前述のポモドーロテクニックと組み合わせながら、しっかりと集中力を高めていきましょう。

◆挟み込み学習(インターリービング)については、コチラの記事でもお読みいただけます

耳を使った学習でスキマ時間を活用

忙しい40代にとって、まとまった勉強時間を確保するのは本当に大変です。そんなときは、ぜひ「耳を使った学習」を活用しましょう。

通勤中や家事をしながらでも、耳は空いていますよね。問題集は無理でも、講義や音声テキストの視聴は可能なはずです。学習用アプリがあれば簡単に音声学習ができるし、Audibleのようなオーディオブックにも、数多くのテキストがラインナップされています。

総務省の統計によれば、通勤時間の全国平均は、1時間19分だそうです。電車通勤の場合、空いていればテキストによる勉強も可能でしょう。しかし、通勤ラッシュ時にテキストは使えないので、耳を使った学習が大いに役立ってくれます。

自動車通勤なら、そもそも視覚による学習は不可能です。その点、音声学習なら、運転しながらでも問題なくできてしまいます。また、料理やお風呂の最中にも、音声学習なら勉強できます。

音声学習を上手に取り入れて、スキマ時間をフル活用してください。そうすれば、机の前で勉強する時間を減らして、その分ゆっくりと体力を回復させるための時間を確保できます。

40代の勉強効率を高める生活習慣

40代の勉強効率を高める生活習慣

40代の勉強が大変なのは、脳の衰えではなく、体力と気力の衰えによるものが大きいと考えられます。もちろん個人差はありますが、生活習慣の改善は、万人に共通する非常に重要なポイントです。

今回は、睡眠・ストレス・運動と食生活という3つの観点から、生活習慣改善のポイントを紹介します。

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良質な睡眠で記憶力を高める

よく、睡眠時間を削って勉強時間に当てる人がいます。残業が多く、休日もなかなか勉強時間が取れないとなれば、そうせざるを得ないのは十分に理解できます。

しかし、ほかの時間を削っても、睡眠時間は決して削るべきではありません。たしかに勉強時間は確保できますが、引き換えに本来脳のもつポテンシャルが下がってしまうからです。

睡眠中、脳は1日に得た情報を整理し、必要な記憶を定着させる「メンテナンス作業」をおこなっています。睡眠時間が短いと、記憶の定着が十分におこなわれず、かえって非効率です。

どんなに忙しくても、最低7時間、できれば8時間の睡眠は確保してください。また、寝る前のスマートフォンは厳禁です。スマートフォンのブルーライトを浴びた脳は、昼間と勘違いし、興奮してしまいます。

就寝1〜2時間前になったら、スマートフォンやパソコンの使用は控え、読書や瞑想で脳をゆったりモードに切り替えましょう。それだけでも、睡眠の質が改善され、記憶力もよくなります。

◆睡眠の改善方法については、コチラの記事でもお読みいただけます

ストレス管理で集中力を保つ

ストレスは、集中力を奪う大きな原因といわれています。とくに40代は、仕事や家庭の責任が増え、ストレスが蓄積しやすい時期です。この状態が続くと脳に負荷がかかり、勉強や仕事に集中できなくなることもあります。

ストレスの適切な管理は、集中力を保つだけでなく、全体的なパフォーマンスを向上させるためにも非常に重要です。

まず、自分にとってなにがストレスなのか、その原因を明確にしましょう。早期解決がむずかしい場合は、軽減策を取り入れていきます。深呼吸や運動、趣味、瞑想など、方法はいくつもありますが、なかでも自然のなかで過ごす時間は本当にオススメです。

森林浴は副交感神経を活性化し、心を落ち着けてくれます。ストレスを感じたら、勉強の合間に、ぜひ自然のなかへ足を運んでください。勉強の効率がアップすること、請け合いですよ。

◆オススメのストレス対策「呼吸法」については、コチラの記事でお読みいただけます

◆オススメのストレス対策「マインドフルネス」については、コチラの記事でお読みいただけます

適度な運動と食生活の見直しで基礎体力をアップ

基礎体力の底上げは、勉強の効率を上げるうえで欠かせない要素です。そのためには、適度な運動とバランスの取れた食生活が重要になってきます。

運動は体力を向上させるだけでなく、脳の血流を改善し、集中力や記憶力を高めてくれます。まずは、毎日の朝散歩からスタートしてみてください。筋力アップと同時に、日光浴によるセロトニンの分泌で、体内時計のリセットがおこなわれます。

一方、食生活の見直しも欠かせません。脳が必要とする栄養素をしっかりと摂れば、勉強に取り組む集中力が生まれてきます。

留意すべき食生活のポイント
  • 3大栄養素をバランスよく摂取する
  • ビタミン/ミネラルを適量摂る
  • 糖質を過度に制限しない
  • ジャンクフードは極力控える

近年、糖質を嫌い、ご飯や麺類を避ける人が増えています。もちろん、食べ過ぎはNGですが、糖質は脳の大事な栄養源です。素人が勝手な判断で極端に糖質を減らすのは、あまりオススメできません。国の指針に基づき、各栄養素をバランスよく食べるようにしましょう。

※参考: 「食事バランスガイド」について| 農林水産省 

◆食事や運動の改善については、コチラの記事でもお読みいただけます

まとめ

40代を過ぎると、勉強が頭に入らないというのは、ある程度仕方がありません。しかし、40代に適した勉強のコツを身につければ、勉強の効率は大幅にアップします。今回紹介した勉強法と生活習慣の改善法を参考に、ぜひ勉強の効率を高めていきましょう。