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子どもの空間認識能力を鍛える!効果的な練習法と日常習慣

子どもの空間認識能力を鍛える!効果的な練習法と日常習慣

記事の監修

株式会社瞬読 代表取締役山中恵美子

大学卒業後、関西テレビ放送株式会社に勤務。2009年学習塾を開講し3万人の生徒が卒業。
学習効果を上げる方法として速読を取り入れる。これが後の「瞬読」となり生徒が次々と難関校に合格。
2018年瞬読のみの講座が開講し、現在受講生は2,600名を超える。
著書『瞬読』は10万部超えのベストセラーに。その他、TV・ラジオなどメディアにも多数登場し、全国に瞬読を広めている。

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子どもの成長に欠かせない空間認識能力。こういった感性に近い能力は、やはりできるだけ小さいうちから鍛えておくほうが有利です。

優れた空間認識能力をもつ子どもは、スポーツを中心に、将来の選択肢が大きく広がります。今回の記事では、空間認識能力を鍛える方法をご紹介していきます。気になる方法があれば、ぜひお子さまと一緒に取り組んでみてください。

空間認識能力が向上することで得られるメリットとは

空間認識能力が向上することで得られるメリットとは

空間認識能力を鍛える前に、空間認識能力が向上するとどういったメリットがあるのか、きちんと確認しておきたいと思います。

空間認識能力とは、物の位置関係や立体的な形を理解する力のことです。空間認知力などとよばれることもありますね。

子どもが空間認識能力を身につけると、まず日常生活が少しずつレベルアップします。道具をうまく使える。ものの構造を理解できる。道に迷いにくい。整理整頓が得意になるなど、どんなことにもそれなりに対応できる器用さが身につきます。

個人差はあるものの、スポーツ系の能力がアップする人も多いです。ボールの位置関係を正確に掴めるので、多少外れたボールでも難なくキャッチできます。ダンスを習っている子どもが、先生の振り付けをすぐに覚えられるようになったという話も、よく聞きます。

また、アートやデザインの分野で才能を発揮する人も少なくありません。もし、こういった特性があるようなら、積極的に支援してあげてください。将来的に建築家やデザイナーとして、才能を発揮してくれるかもしれません。

これらはあくまでも、優れた空間認識能力で得られるメリットの一例です。子どもたちの役に立つメリットは、ほかにもまだまだあります。後述する練習法を取り入れて、子どもたちの空間認識能力をどんどん伸ばしてあげましょう。

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子どもの空間認識能力を鍛えるオススメの方法子どもの空間認識能力を鍛えるオススメの方法

いくら空間認識能力にメリットが多いといっても、厳しくてつらいトレーニングなら、子どもはすぐ嫌になってしまうはずです。そこで今回は、子どもが飽きずに楽しく取り組めるオススメの方法を4点紹介します。

ゲームを利用したトレーニング

種類を問わず、子どもはゲームが大好きです。かた苦しく机に座ってトレーニングするのと違い、ゲームなら遊び感覚で空間認識能力が身につきます。

「どこでも気軽にできる」という面では、アプリゲームがオススメです。なかでもアクションゲームやアドベンチャーゲームには、空間認識能力を鍛える要素が揃っています。

非日常な空間・突出したキャラクター・画面の隅々に隠されたアイテムなど、ワクワクする設定が盛りだくさん。そういった立体的な空間を縦横無尽に動き回るうちに、自然と空間認識能力が鍛えられていくのです。

また、レーシングゲームやフライトシミュレーターのように、スピードの操作が加わると、さらに高いレベルで空間認識能力を鍛えられます。

ただし、あまりにも難易度の高いゲームだと、いくらおもしろくても続きません。最初だけでも子どもと一緒に参加して、難易度を見極めてあげてください。

◆オススメのアプリについては、コチラの記事でお読みいただけます

立体的な玩具で遊ぶ

空間認識能力を鍛えるなら、ブロック玩具のような立体的な玩具は非常にオススメです。立体型の模型やパズルに触れていると、少しずつ立体の成り立ちを直感的に理解できるようになってきます。

例にあげたブロック玩具は、こまかいブロックを組み合わせて、立体的な建物や乗り物などを形にしていく玩具です。写真やイラストをみながら、同じような形になるように、うまく組み合わせを考えながら組み立てていきます。この作業が、空間認識能力を思い切りレベルアップしてくれるんです。

ただ、ブロック玩具は若干対象年齢が低めなので、高学年になったらプラモデルや立体パズルのほうがいいかもしれません。これなら、大人になっても楽しめるので、長期スパンで空間認識能力を鍛えられます。

手軽に遊べるという意味では、有名な六面体を揃える立体パズルなども効果が期待できそうですね。

いずれにしても、こういった玩具によるトレーニングは、親のサポートが不可欠です。少なくとも、子どもがひとりで遊べるようになるまでは一緒に取り組み、うまくやり方をサポートしてあげてください。

片づけや散歩など日常生活をじょうずに活用

日常生活の中にも、子どもたちの空間認識能力を鍛えるチャンスがたくさんあります。例えば、部屋の片づけは、物の位置関係を理解し、効率的に収納する力を鍛えるのに役立ちます。

もちろん、最初は親のサポートが必要でしょう。なんといっても、片づけよりも遊びたい年頃ですから。お手伝いや片付けのあとに小さなご褒美をあげるなど、いろいろと工夫をしながらうまくお子さんをリードしてあげてください。

また、散歩や外遊びも空間認識能力を鍛える絶好の機会です。

近所を一緒に散歩しながら、道路や建物の位置関係を覚えさせるのもいいし、地図を使って道案内をお願いするのもよい方法だと思います。子どもは教えたがりなので、こういった行為を通してメキメキ空間認識能力を身につけていくでしょう。

さらに、料理の準備も非常に効果的です。買い物をして食材をストックする。調理器具を出し、終わったら片づける。こういった調理の手順をひと通り体験させれば、自然と空間認識能力がアップします。

こうした日常生活を使ったトレーニングは、なによりも家族に対する感謝の気持ちを掘り起こしてくれます。トレーニングだからとあまり気負わずに、まずは子どもとの時間を楽しみましょう。

スポーツやダンスで動的感覚を身につける

スポーツやダンスは、楽しみながら空間認識能力を向上させる、最強の方法だと思います。スポーツの種類はなんでもOKです。どういったスポーツにも、必ず空間認識能力が必要なので、あくまでも興味のあるなしで選んでもらって構いません。

たとえば、サッカーやバスケットボールなどのチームスポーツでは、相手や味方の位置を把握し、適切なタイミングでのパスやシュートが求められます。

個人の力量が大きいダンスやバレエも、空間認識能力を向上させる効果が高いです。音楽に合わせて動くので、リズム感や身体のバランスもよくなるし、ほかのダンサーとの位置関係や距離感もうまく取れるようになってきます。

前述のとおり、空間認識能力を鍛えるのは、どのスポーツでも可能です。子どもの意見を尊重して、好きな競技を自由にのびのびと楽しませてあげましょう。

◆速読とスポーツの関係については、コチラの記事でお読みいただけます

日常習慣を変えて安価に子どもの空間認識能力をアップ

日常習慣を変えて安価に子どもの空間認識能力をアップ

先ほど、さまざまな種類のトレーニング方法を紹介しました。片付けはともかく、スポーツや玩具を利用したトレーニングは、それなりにお金がかかります。(負担にならないように費用を抑えることも十分可能ですけどね)

そこで最後に、費用もほとんどかからず、もっと気軽に取り組める方法を3点ご紹介しておこうと思います。

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適度な運動と健康的な食生活を取り入れる

子どもたちの空間認識能力を向上させるためには、適度な運動と健康的な食生活が重要です。激しいスポーツの前に軽めの運動と食生活の改善に取り組み、まずは脳の働きを高めてあげるほうが、より高い効果を期待できます。

たとえば、週に3〜4回、30分のウォーキングを1年続けたとしましょう。サッカーのような激しいスポーツに比べれば運動量は微々たるものです。

しかしこの程度の運動でも、心拍機能はしっかりと強化されます。心拍機能が強くなれば、脳に供給される血液量が増え、脳は血液中のブドウ糖と酸素をたっぷりと使えるわけです。

このように脳の状態がよくなれば、当然脳機能のパフォーマンスもアップします。そうなれば空間認識能力をコントロールしている右脳も、バシバシと働いてくれるでしょう。

もちろん、いくら血流が改善されても、肝心の栄養が不足していればあまり意味がありませんよね。三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)のバランスを整え、オメガ3脂肪酸が豊富な青魚や、ビタミンB群が豊富な緑黄色野菜をしっかりと摂るようにしてください。

スポーツや知的器具を活用するのは、こうやって脳の働きを改善してからでも十分です。

◆脳にいい食生活については、コチラの記事でお読みいただけます

瞑想やリラクセーション法で自分と向き合う時間をつくる

瞑想のようなリラクセーション法も、空間認識能力の改善に非常に役立ちます。瞑想を本当にざっくり説明すると、瞑想は心を静かに落ち着けて内なる自分と向き合う鍛錬法のひとつです。

瞑想のやり方はそれこそ何百種類もありますが、静かに座り目を閉じて心を落ち着ける行為は、どの瞑想法でも共通しています。

空間認識能力を鍛えるなら、体の細部に意識を向ける「ボディスキャン瞑想」はオススメです。普段意識しない指先にまで意識を張り巡らせるので、人間は立体的な生き物だとあらためて実感できます。

また、もう少し動的な動きがあるほうが好みなら、ヨガはどうでしょうか。心を落ち着けるのは瞑想と共通していますが、体の動きが加わるので、肉体的にもよい影響が期待できます。

空間認識能力と瞑想の関係については、以下の記事でも詳しくお話ししています。よかったら、そちらの記事にも目を通してみてください。

◆瞑想やヨガなど各種リラクセーション法については、コチラの記事でお読みいただけます

アートや工作など子どもの知的好奇心を刺激する

子どもの空間認識能力を鍛えるには、アートや工作なども効果的です。これらの活動は、子どもの知的好奇心を刺激し、創造力や空間認識能力をレベルアップしてくれます。

アート活動といっても、いきなり油絵やデジタル絵に挑戦する必要はありません。画材やタブレットなど、こういった本格的なアート活動には、それなりの資金がかかりますからね。

まずは、鉛筆を使った落書きで十分です。これまでに絵画を習った経験がないのなら、線はまっすぐに引けないし、バランスもめちゃくちゃでしょう。でも、それが現時点での、子どもがもっている空間認識能力なのです。落書きといえども、数多く絵を描くうち、次第にバランスの取れたよい絵になってきます。

工作もまったく一緒です。最初は不格好でも、つくり慣れてくると本物そっくりにつくることだってできるようになります。しかも、安いコピー用紙やダンボールを使って立体的な作品をつくれば、費用もかからずに空間認識能力を鍛えられます。

もし本格的にアートに興味が出てきたら、それから教室やレッスンを考えればいいのです。まずは、自宅で気軽にできることからはじめましょう。

◆アートと右脳の関係については、コチラの記事でお読みいただけます

まとめ

今回は、子どもが空間認識能力を鍛えるために必要な情報を、余すことなくお伝えしました。スポーツのように本格的に取り組むと、遠征費など多額の費用が必要な方法もあります。

その前段階として、費用がほとんどかからないお手軽な方法も紹介させてもらいました。子どもの能力アップは、なにをするにしても、継続が重要です。ムリのない範囲で、しっかりと子どもの成長をサポートしてあげてください。