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読書で得られる8つの効果とは?読書効果を最大限に引き出すコツを伝授

読書で得られる8つの効果とは?読書効果を最大限に引き出すコツを伝授

記事の監修

株式会社瞬読 代表取締役山中恵美子

大学卒業後、関西テレビ放送株式会社に勤務。2009年学習塾を開講し3万人の生徒が卒業。
学習効果を上げる方法として速読を取り入れる。これが後の「瞬読」となり生徒が次々と難関校に合格。
2018年瞬読のみの講座が開講し、現在受講生は2,600名を超える。
著書『瞬読』は10万部超えのベストセラーに。その他、TV・ラジオなどメディアにも多数登場し、全国に瞬読を広めている。

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本を読む習慣のない人にすれば、「読書にはたくさんの効果がある」といわれても、ピンとこないかもしれません。

しかし結論からいえば、読書には本当にたくさんの効果があります。まず著者と面識がなくても、専門家のもつ知識や考え方が、自宅にいながら手に入ります。簡単に書いていますが、よく考えたらこれは凄いことですよね。

もちろん読書の効果はそれだけではありません。今回は読書で得られる効果を8つ、さらに効果の高い読書法についてもご紹介していきます。

読書で得られる8つの効果とは

読書で得られる8つの効果とは

読書で得られる効果はそれこそたくさんありますが、今回は以下8つの大きな効果について解説していきます。

読書で得られる8つの効果
  1. 共感能力の向上
  2. 創造力の養成
  3. コミュニケーション能力の向上
  4. 語彙の拡大
  5. 年収アップの可能性
  6. 知識の増加
  7. 直接対面しない学び
  8. 最適なストレス解消法

ひとつずつ詳しくお話ししていきます。

1.共感能力の向上

人間の能力を図る指標としては、IQ(知能指数)がとくに有名です。一般的にIQが高いと頭がいいと判断されますが、一定基準をクリアーしていれば、生産性に大きな差が出るものではありません。

それよりも人と関わりながら仕事を進めていく社会人にとっては、EQ(心の知能指数)の方がより重要だというのが定説になりつつあります。

そのEQ能力(とくに共感能力)の大きな向上が、読書の大きなメリットです。

EQとは、アメリカの心理学者「ダニエル・ゴールマン」が書いたベストセラー「EQこころの知能指数」で一躍有名になった概念です。

自分の心のコントロールや他者への共感などEQがもつさまざまな要素のうち、読書に大きく関係してくるのが、今回お話ししている「共感力」になります。

ではどうして読書で共感力が鍛えられるのでしょうか?理由は大きく2つあります。

読書で共感力が得られる理由

理由1:著者や登場人物の考え方や知識に触れる機会が増えるから

理由2:文章には映像がないので、自分の想像力で内容を補う必要があるから

理由1は当たり前として、理由2で述べたように文章には映像がないので、大なり小なり自分の想像力が介与します。とくに小説ではその傾向が顕著に。

そのため読書は、「わかるわかる」「えーっ、どうしてそうなる」「たしかにそういう考え方もあるよね」というように、自分とは違う人それぞれの価値観を知る絶好の機会になるのです。

2.創造力の養成

共感能力とも共通しますが、限定された文字情報を想像力で補いながら考察する過程において、新しい価値観やアイディアを生み出す「創造力」が鍛えられます。

社会人になれば、いつまでも指示待ち人間ではいられません。与えられた情報や仕事をベースにして、どんどん新しい仕事を創り出していかなくてはならないのです。

日本ではどうしても創造力を高める教育が後回しにされる傾向にあり、読書は創造力をアップさせるまたとない機会といえます。

そういう意味では、ひとつの内容を過度に掘り下げるよりも、さまざま分野の本を読んでみるのが効果的でしょう。

一見つながりのない分野同士を結びつけて、新しいアイディアが生まれるのはよくあること。これは必要ないと決めつけずに、少しでも興味をもった分野は片っ端から読書してみると、幅広い視野の形成にきっと役立つはずです。

3.コミュニケーション能力の向上

前述の共感能力がアップし、他人の気持ちに対して敏感になると、やはりコミュニケーションはうまくなります。

コミュニケーションとは、いうなれば、他人とおこなう心のキャッチボールです。自分の気持ちだけを一方的にぶつけても、決してよい人間関係は築けません。

しかしあなたは、人の心の動きを否定することなく、他人をひとりの人格として認める重要さを、読書を通じてすでにしっかりと身につけています。

私が指導する速読の受講生(テレビ局スタッフ)は、インタビュー前に相手の著書やSNSを徹底的に読み込み、相手とより深いコミュニケーションを心がけているそうです。

こういった心配りは、どんな分野の業種においても、参考になりますよね。こういう話を聞くと、読書の習慣とはなんて素晴らしいのだろうと心から思います。

4.語彙の拡大

これは容易に想像できると思いますが、読書をすれば自然と語彙数が増えていきます。

いくら日本人だからといっても、本を読んでいて、100%読める(理解できる)文章ばかりではありません。どんなに読書好きでも、わからない言葉や表現に出会うことは必ずあります。

もちろんこれは、マイナスポイントではありません。むしろ普段触れる機会のない言葉や表現方法を覚える、絶好のチャンスです。したがって、これからさまざまな表現を覚える必要のある小学生や中学生には、ぜひとも読書を習慣にして欲しいと思います。

そうやってなるべく早い時期に読書習慣を身につけておくと、社会人になってからむずかしい文献を読む際にとても楽になりますからね。

5.年収向上の可能性

結論からいうと、年収の高い人が必ず読書を習慣にしているわけではありません。お金持ちでも、一切本を読まない人は一定数います。

ただし年収の高い人が、本をたくさん読む傾向にあるのは事実です。そういった傾向を示すデータはたくさんありますが、1番わかりやすいのは毎年おこなわれる総務省の家計調査でしょう。(参考:総務省 2019年家計調査)

同調査によれば、年収455万円以下の世帯は、年間の書籍代が5,160円です。その一方で年収923万円以上の高収入世帯になると、書籍代は15,571円に跳ね上がります。

ようするに、年収の低い世帯では高収入世帯の約1/3しか読書をしていないのです。

読書で年収があがる理由は、容易に説明がつきます。もっとも大きな理由は、すでに成功している人の考え方やノウハウを大量にインプットできるからでしょう。

また年収をあげるには、人と同じことをしていてはなかなか達成できません。人が遊ぶときにこそ頑張る時期が、必ず1度は必要です。

とはいえ人間は誘惑に弱い生き物。気持ちが落ち込んだときに、本からやる気やモチベーションをもらえるのは、間違いなく大きなメリットといえます。

◆年収と読書の関係については、コチラの記事でお読みいただけます

6.知識の増加

当たり前ですが、本をたくさん読めば、それだけたくさんの知識が手に入ります。今はなんでも手軽にネットで検索できますから、知識の重要性がだいぶ薄れてきました。

しかし、知識のない人がその都度検索して得る知識と、頭のなかにたくさんの引き出しをもつ人が手にする新しい情報では、情報の重みがまったく違います。

深い知識をもつ人は、新しい知識を学ぶたびに、自身の「的確な判断力」や「幅広い創造力」にも磨きがかかっていくでしょう。

人生は決断の連続です。正しい決断のためには、できるだけ判断材料は多いほうが、当然決断の精度が上がります。まさに読書はその判断材料を、脳へ大量に蓄積している行為なのです。

また創造力の項目でもお話ししましたが、まったく異なる情報が組み合わさって新しいアイデアは生まれることが多いです。そのためには、さまざまなジャンルの知識が頭に入っているのが大前提。

こうして考えると、知識がどれだけ大事かわかりますね。

7.直接対面しない学び

冒頭でもお話ししたように、読書によって自宅にいながら成功者の考え方を勉強できます。もちろん、直接会って話ができればベストでしょう。しかし忙しい著者と、なんのコネもなく会うのはかなり困難です。

その点読書なら、1冊1,000〜2,000円程度で、新しい価値観や知識を手に入れることも可能です。

ビジネス・インサイダー誌によると、世界でも有数の資産家ビル・ゲイツは、年間50冊もの本を読むそうです。もちろん小説ではなく、さまざまな分野の成り立ちを説明する専門書がメインになります。

資産が780億ドル以上もある大金持ちなら、読書によるインプットはもう必要ないように思いませんか。しかし「新しい知識を仕入れ、既知の知識を深めるには、読書が最適な方法である」と、ビル・ゲイツはインタビューに答えています。

ビル・ゲイツのような成功者の習慣を、私たちもぜひ取り入れたいですね。

8.最適なストレス解消法

小説やエッセイなど、娯楽を目的とした本を読むと、ストレス解消できるという人は多いです。共感力の話でも説明しましたが、登場人物に感情移入しながら、本の世界に没頭するのは、本好きにはたまらない時間でしょう。

文字だけの世界には映像による固定概念が生まれにくいので、誰しも自分の脳内で好みの設定に補正しながら、読書していると思います。

ここが映画とは違う、読書ならではの楽しみですよね。

また最近では、小説を原作としたドラマや映画も多く、自分のイメージする役者さんが演じてくれると、喜びも2倍になったりします。

そういえば、ドラマで大人気を博した「半沢直樹」も、もとは池井戸潤さんの小説が原作です。ドラマや映画から原作の存在を知り、小説を読んだらハマってしまった。こんな人も多かったとのではないでしょうか。

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さまざまなジャンルの読書で得られる効果

さまざまなジャンルの読書で得られる効果

先ほどは、読書で得られる一般的な効果を紹介しました。しかし、読むジャンルによって得られる効果は少しずつ異なります。ここでは、主な本のジャンルごとに、効果を深掘りしていきます。

ノンフィクション

ノンフィクションとは、事実に基づいて書かれた文章の総称(厳密には映像なども含まれる)です。伝記やドキュメンタリーはもとより、小説やビジネス書でも、創造した内容が含まれていなければ、それはノンフィクションといえます。

ノンフィクションの魅力は、なんといっても「生きた実体験から得られるさまざまな人生訓」でしょう。お話として創作されたものではなく、事実がベースになっているので、よいことも悪いこともすべてが学びになります。

また、こういうノンフィクションは、なんらかの功績(悪い功績の場合もありますが)を残した人の人生について書かれているのが普通です。言い方は悪いかもしれませんが、その他大勢の人の人生が、ノンフィクションとして取り上げられることはありません。

つまりノンフィクションを読むと、自分にはない特別な視点や考え方に出会えるわけです。もちろん、題材となる分野の幅広い知識も手に入ります。得手不得手のはっきりしているジャンルですが、興味のある人はぜひ挑戦してみてください。

フィクション(小説)

前述のノンフィクションは硬めの表現が多いし、題材的に少し重めのものが多いので、初心者には少々ハードルが高いかもしれません。読書の習慣が身についていない人は、小説に代表されるフィクションがオススメです。(今回は小説に絞って説明します)

小説で得られる効果としては、主に以下3点が挙げられます。

  • 共感力や想像力が鍛えられる
  • 語彙力と表現力が身につく
  • ストレスの緩和

当たり前ですが、状況説明・場所の説明・登場人物の描写・登場人物の考えや思いなど、小説ではほとんどすべての要素が文章で表現されます。だから、自分の想像や知識で、自然と不足している情報を補いながら読むことになるわけです。

これが、私たちの想像力や共感力を、思い切り鍛えてくれます。おまけに、小説には、文語体ならではの表現が豊富に出てきます。普段話し言葉ばかりに触れている人は、「日本語って、こんなに美しくてさまざまな表現方法があるんだ……」とビックリするかもしれませんね。

また、ストレスの緩和も見逃せないメリットです。小説は、現実とは違った世界を旅できる、お手軽かつ最強の娯楽だと思います。ぜひ、お気に入りの小説をみつけて、読みふけってみてください。

◆小説に代表される読書のメリットについては、コチラの記事でお読みいただけます

自己啓発書

自己啓発書は、その名の通り「読者の自己啓発」すなわち自己向上を目指す本です。扱われるトピックはさまざまですが、どのような自己啓発書でも、以下のような効果が期待できます。

まず、自己啓発書から得られる最大のメリットは、なんといっても「新しい視点や思考の獲得」でしょう。

自己啓発書を手にする人は、多かれ少なかれ、なにかしらの悩みを抱えているものです。今の自分では決して思いつかない考え方が書かれている自己啓発書は、そういった問題解決の突破口になってくれる可能性があります。

また、自己啓発書から得られるモチベーションに、価値を感じる人も多いと思います。成功者のエピソードや彼らが乗り越えてきた過程を知ると、「自分も頑張らなくちゃ」という気持ちがムクムクと湧き上がってくるはずです。

正直いって、自己啓発書に問題の答えがあると考えるのは、非常に危険だと思います。自己啓発書に書かれていることは、あくまでも成功のヒントです。そこだけは勘違いせず、自己啓発書で手にした新しい考え方やモチベーションを、どんどん実践に落とし込んでいきましょう。

エッセイ

著者の意見や感想を自由にまとめた本や記事を、一般的にエッセイとよびます。ユーモアに溢れたライトタッチの文章もあれば、社会風刺的な激しい主張のエッセイもあり、その多様性がエッセイのおもしろさのひとつです。

エッセイで得られる効果としては、大きく以下の2点になるかと思います。

  • 新たな視点の発見
  • 他人の意見や感性を受け入れる柔軟性

前述のとおり、エッセイには、一貫して著者の主観的な意見が書かれています。自己啓発書のように体系立てた知識は手に入らないかもしれませんが、そのぶん「新しい視点や考察のプロセス」に出会う可能性は高いです。

もちろん、すべての意見に共感できるとは限りません。ときには、どうしても納得できないこともあるでしょう。でも、その感情もやはりあなただけの視点であり、少なくとも著者は違う意見をもっています。エッセイは、「世の中には、じつにさまざまな考え方がある」という事実を、私たちに教えてくれます。

歴史・伝記

子どもの頃はあれほど読んだ歴史書や伝記も、多くの人は成長するにつれてほとんど読まなくなるものです。ところが、40代・50代になると、再び歴史書を読む人が激増します。

ビジネス社会で経験を積むうちに、歴史書や伝記から得られる「過去からの学びの重要性」に気がついたからです。

歴史は現代社会の根底に流れるパターンやトレンドを理解する大きな鍵となります。「歴史は繰り返す」という言葉があるように、私たちはこれまで何度も同じようなことを繰り返してきたのです。

AIや自動化など、現代は過去に類をみないほど変化のスピードが速くなっています。過去の教訓が通用しない側面も、数多くあるでしょう。しかしそれでも、歴史や伝記を通じて過去の成功や失敗がわかれば、なにかしらの形で現況の改善に役立ってくれるはずです。

余裕のある人は、日本の歴史だけでなく世界の歴史書も読んでみると、より深く新しい視点が身につきます。

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効果の高い読書法

効果の高いオススメ読書法

読書の効果がわかったところで、今度はより効果の高い読書法について解説していきます。読書法は数あれども、とくに効果を見込めるのが以下の6点です。

効果の高い読書法
  • スキマ時間の有効活用
  • タブレットでの要点復習
  • 短期間の復習法
  • 初心者向け薄くて読みやすい本の選び方
  • 読書した内容の共有
  • 就寝前の読書で記憶力アップ

ひとつずつみていきましょう。

スキマ時間の有効活用

意外かもしれませんが、スキマ時間に本を読むと頭に入りやすいという人は、案外多いものです。もちろん人によって向き不向きはありますが、スキマ時間にはアレコレやる時間がないので、ひとつのことに集中しやすいのでしょう。

また静かすぎるよりも少しざわついていたほうが、かえって没頭できるという声もよく聞きます。そういう意味でも、通勤時間や待ち時間は、読書に最適といえるでしょう。

スキマ時間をひとつずつみれば、たしかに5分、長くても30分くらいかもしれません。しかしそんなスキマ時間でもこまめに積み重ねれば、比較的簡単に1〜2時間は確保できるはずです。この時間を活用しない手はありませんよね。

タブレットでの要点復習

普通に本を読むだけでなく、自分が重要だと思ったポイントを抜き出して、読書後にオリジナルのノートをつくるのも大変効果の高い読書法といえます。

それは書かれているすべての文章が、均等に重要なわけではないからです。

まず1度さらりと全体の内容を確認して、重要なポイントだけをまとめておけば、次に紹介する「復習」の時間を大幅に短縮できるでしょう。

もちろんノートを書く時間は多少必要ですが、要約ノートなら復習の回数を増やせるので、結局は効率がいいといえます。

また要約ノート作成の手間を少しでも減らしたいという人は、紙に書くよりもPDF形式がオススメです。記憶への定着という面では手書きに分がありますけれども、PDF形式ならタブレットで、スキマ時間にいつでも確認できます。

◆読書法については、コチラの記事でお読みいただけます

短期間の復習法

私は「せっかく読んだのにすぐ内容を忘れてしまう」という相談をよく受けるのですが、いつも「短期間に何度も繰り返し読み返してください」とお答えしています。なぜなら短期間に復習をすると、読んだ内容が短期記憶から長期記憶に移行して、長期間忘れにくくなるからです。

有名なエビングハウスの忘却曲線では、20分後に復習できれば6日後に復習するよりも2倍以上覚えやすいといわれています。とはいえ普通に読書していたら、時間がかかりすぎて、何度も繰り返して読もうとはとても思えないでしょう。

そこでオススメなのが、文章をイメージで捉える右脳速読法「瞬読」です。

右脳速読法「瞬読」は、文字通り右脳を活用して読書します。通常読書といえば、左脳で1文字ずつしっかり読む方法を指しますが、瞬読はまず右脳で文章を映像化して脳にインプット。

その後、左脳も使ってアウトプットをおこない、記憶に深く定着させます。従来の目を速く動かす速読法と違い、少しトレーニングすれば誰でもできるようになるのが特徴です

もし本を1冊15分もかからずに読めたらどうでしょうか?それこそ1日で3回復習できてしまいますよね。ぜひ右脳速読を活用してみてください。

瞬読についてさらに知りたい!という方は下記のリンクからどうぞ。
》》自宅で受講できるZoom体験会

◆右脳速読法「瞬読」については、コチラの記事でお読みいただけます

初心者向け薄くて読みやすい本の選び方

読書が得意な人は、正直なにをしても問題なく本を読めてしまうでしょう。しかし、読書が苦手な人は、そうはいきません。

読書が苦手な人は、とにかく途中で止めてしまわないように、薄くて読みやすい本からスタートするのがオススメです。

もう少し具体的にいうと、まずはイラストや図表の多い本を選んでください。中身を読んでみて、重要な箇所が太字になっていたり、線が引かれていたりする本も読みやすいと思います。

また、本の厚みも重要ですね。もし同じ内容で難易度が選べるラインナップになっていたら、ぜひ薄めの入門書からスタートしてみてください。

そういう意味では、雑誌に似た形態のムック本などは、読書が苦手な人でも読みやすいのではないでしょうか。

◆読みやすい本の選び方については、コチラの記事でお読みいただけます

読書した内容の共有

より効果的に読書をしたいのならば、読んだ内容を人に伝えてみてください。

伝え方は口頭でも文書でも構いません。伝え方よりも、人に伝えるために、読んだ本の要点を自分の頭でまとめるところに意味があるのです。

こういった要約を繰り返すと、自然と本の重要な部分を読み取る力がついてきます。

また人に伝えるために、内容を思い返してまとめる作業は、まさに復習そのもの。つまり読んだ内容を人に伝える行為は、記憶への定着を促進することにもつながるわけです。

もし人に伝えるのに慣れてきたら、読書レビューサイトなどに投稿してみるのも、おもしろいと思いますよ。さらに伝える力に、磨きがかかるのではないでしょうか。

◆効果的なアウトプットの方法については、コチラの記事でお読みいただけます

就寝前の読書で記憶力アップ

読書はいつおこなっても効果に変わりはないと、思っている人も多いかも知れません。しかしじつは、本を読む時間帯によって、その効果は大きく変わるのがわかっています。

もっとも効果が高いのは、夜就寝前です。なぜならば、脳は睡眠中にその日の出来事を整理しまとめる働きがあるからです。睡眠直前に取り込んだ知識は、もっともフレッシュな情報として、脳に記憶されていきます。

ただ就寝前は、1日フル活動して疲れており、眠くて読書に集中できないという人もいるかもしれませんね。そういう人は、朝に読書をしてください。朝の脳は睡眠中にリセットされたばかりで、活力に溢れています。

ということで、効果的な読書をしたい人は、就寝前と朝が狙い目ですよ。

効果を考える前にまずは読書をもっと楽しもう

効果を考える前にまずは読書をもっと楽しもう

常に効果ばかり求めていると、逆に効果は落ちてしまうし、なによりも疲れてしまいます。まずは、読書をもっと楽しみましょう。楽しんで読書量が増えれば、自然と効果は出てくるものです。ここでは、読書を楽しむ5つのアイデアを紹介します。

読書に没頭できる読書環境のつくりかた

読書は知識を得るだけでなく、心を落ち着かせるリラクセーションの手段も兼ねています。そのため、心地よい読書環境が整っていると、リラクセーション効果が大きく変わってくるのです。

場所については、好みも大きいのですが、基本的には静かで気の散らない自室がベストでしょう。できれば、外部の喧騒があまり入ってこない部屋だと、申し分ありません。

ただし、自分の部屋だと、ゲームや動画に夢中になってしまう危険性もあります。その場合は家族のいるリビングや、思い切って外に出て、カフェや図書館を利用するのも賢い方法です。

また、読書の集中には、照明も非常に大切です。自然光でもライトでも構いませんが、目を酷使しないよう、明るすぎず暗すぎない環境を意識しましょう。

また、快適な椅子やクッションも、読書の疲れを軽減してくれます。長時間ゆっくりと読書ができるように、いろいろと試行錯誤してみてください。

◆読書環境の整え方については、コチラの記事でもお読みいただけます

未知のジャンルで知的好奇心を刺激

私たちが普段読む書籍や記事は、どうしても好きなジャンルや仕事と関係のあるトピックに偏りがちです。もし、いつも同じようなジャンルの本ばかり読んでいるなら、ぜひ今まで読んだことのない種類の本を読んでみてください。

あたり前の話ですが、未知のジャンルには、これまで知らなかった知識や考え方が満載です。どうしても興味をもてないジャンルは別として、自分の知らない知識が身につくのは、非常に充実感があります。

また、自分とは違う考え方に数多く触れると、自分のなかに新しい価値観がインプットされます。そうなれば、先入観でものごとを捉えることが減り、より正確な判断を下せるようになるはずです。

もちろん、これまで思いつかなかったような斬新なアイデアも生まれやすくなるでしょう。

読書クラブやコミュニティへの参加

読書はひとりで黙々とおこなうもの、ほとんどの人は読書に対してこういったイメージをもっているはずです。しかし、読書好きが集まって本の感想や読書のアレコレを語り合う「読書会」を楽しんでいる人は、昔から一定数いました。

本を読んで感動したり、新しいことを学んだりすると、その想いを誰かと共有したくなるものです。読書クラブやコミュニティへの参加は、そういった気持を実現できるもっとも現実的な方法といえます。

具体的な活動としては、事前に読む本を決めておき、メンバー同士で感想や意見を交換するスタイルがもっとも一般的です。同じ本が題材でも、人によって感じ方は異なります。その違う視点に出会えるのが、読書会の醍醐味です。

また、最近では、オンラインの読書会やコミュニティも増えてきました。リアルな読書会は、参加者とのコミュニケーションが取りやすい反面、いつも同じ顔ぶれになってしまう可能性が高いです。

その点オンラインなら、世界中の人と気軽に交流が楽しめます。ネットをリサーチするとたくさんのオンライン読書会がみつかりますので、興味のある人はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

旅と読書の組み合わせ

旅行は、今住んでいる場所と異なる文化や生き方を味わえる貴重な機会です。読書も、自分の知らない文化や思想に触れる機会を私たちに与えてくれます。このように、旅と読書には、大きな共通点があると思うのです。

せっかく旅にいくのだから、景色や人との触れ合いを楽しむ。これも旅の正しいあり方でしょう。でも、電車の移動時間や寝る前のちょっとした時間に楽しむ読書は、旅にワクワク感を与えてくれます。

また、訪れる場所に関する本を事前に読んでおくのも、非常にオススメです。文化的、時代的背景をある程度理解しておくと、同じものをみても受け取る深みが違います。逆に、その日に訪れた場所に関する書籍を、夜にいろいろ読んでみるのも楽しそうです。

さいわい、今は電子書籍を簡単に持ち運べるので、重くて困ることもありません。ぜひ旅と読書の組み合わせを楽しんでみてください。

料理や飲み物から読書を楽しむ

本に出てくる料理や飲物を実際に味わいながら読書するのも、非常にオツなものです。ハードボイルド好きなら、名作「長いお別れ」に出てくる「ギムレットには早すぎる」というセリフを知らない人はいないでしょう。

本筋とはまったく関係ないにもかかわらず、本作の大ヒットにともない、ギムレットというカクテルが世界中に広まりました。日本でも何人の人が、長いお別れを読んでギムレットを注文したことでしょうか。

鬼平犯科帳で有名な池波正太郎さんは、作中の食事シーンの描写に定評があり、真似して料理をつくってみた人も多いと思います。

また、読書の舞台となる国の代表的な料理をお供に、読書するのも楽しそうですね。イギリスの古典小説を読むなら、紅茶とビスケットを。フランスの小説なら、ワインやクロワッサンをつまみながら読むのもオシャレな感じがします。

料理が苦手なら無理をする必要はありませんが、こういった楽しみ方を知っておくと、また読書がワンランクおもしろく感じるはずです。

【公式】瞬読Zoom体験会

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読書の効果を最大限発揮するなら「右脳速読法」をマスターしよう

読書の効果を最大限発揮するなら「右脳速読法」をマスターしよう

ここまで一般的な読書の効果について解説してきました。最後にこの章では、読書効果を最大限に引き出す右脳速読法「瞬読」について、簡単にご紹介していきます。

右脳速読法と従来の速読法の違いとは

速読ができれば本を速く読めるので、単純に知識量が増えます。同時に復習も増えるため、記憶への定着力も大幅にアップします。

しかし速読法の違いを理解しておかないと、せっかく速読を学んでも思うような効果が出せないことにもなりかねません。

従来の速読法と右脳速読法「瞬読」のもっとも大きな違いは、「眼球トレーニングの有無」です。

従来の速読法の多くは、目を速く動かすことで本を速く読みます。目の動きが速くなればたしかにその分読書スピードは上がりますが、厳しい眼球トレーニングに耐えきれず、途中で脱落してしまう人も少なくないのです。

一方で、右脳速読法「瞬読」には、眼球トレーニングが一切ありません。前述のとおり、右脳で文章をイメージ化して、映像を脳に記憶していきます。

だから、左脳で文字を1文字ずつ読んでいく従来の読書法では、到底実現できない読書スピードで本を読めるのです。

◆速読のしくみの詳細については、コチラの記事でお読みいただけます

右脳速読法「瞬読」なら、50倍の速さで読めるって本当?

では右脳速読法「瞬読」なら、どのくらいの速さで本が読めるのでしょうか。

結論からいうと、瞬読受講生の多くは、1分間に1〜2万文字のスピードで読書ができます。速読をしない人の平均的な読書スピードは分速400〜800文字ですから、じつに最大50倍もの速さで本が読めることになりますね。

ちなみに眼球トレーニングをともなう従来の速読法の場合、およそ分速2,000文字をクリアーできれば、上級者とみなされるようです。こちらの場合でも一般の最大5倍ですから、十分素晴らしい結果といえます。

ただし、どうせ速読を学ぶのであれば、当然より結果の出る手法で学ぶべきですよね。右脳速読法についてもっと詳しく知りたいというかたは、参加者の99%以上が読書スピードを2倍以上にアップできると評判の、「瞬読Zoom体験会」でご確認ください。

◆従来の速読法と右脳速読法の違いについては、コチラの記事でお読みいただけます

まとめ

今回は読書で得られる8つの効果と、読書効果を最大限に引き出す読書法を6つご紹介しました。

今まで読書にあまり興味のなかった人も、きっと「よし!読書してみよう」と思っていただけたと確信しています。

読書は直接人に会うことなく、いつでも新しい知識や価値観に出会える最高の方法です。今回ご紹介した読書法を活用して、ぜひ広い視野を身につけていただければと思います。

また右脳速読法「瞬読」をマスターして、より効果的に読書をしたいと思われたならば、まずは「瞬読Zoom体験会」にご参加ください。